海外のアスリートやセレブモデルたちから火がつき、日本でもよく聞くようになった「グルテンフリー」。
数年前話題になった「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を本を読んで知った方もいるのではないでしょうか。
遅ればせながら私も先日読んで早速グルテンフリー生活を2週間実践してみました。

※私個人の感想となりますので全ての人に当てはまるとは限りません。参考までに読んでいただけますと幸いです。
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」とは
ノバク・ジョコビッチはテニスの試合中に度々突然倒れてしまうということが起こり、そんな症状に悩まされていたところセルビア人の栄養学社セトジェビッチ博士との出会いによりグルテン不耐症が判明。
グルテンフリーの食生活を徹底したところ、ずっと悩まされていた喘息や息切れ、そして突然倒れることもなくなった。
また、子供の頃からの鼻詰まり常にあった疲労感の改善、更には体力アップ・精神面でも集中力がアップした。
そしてウィンブルドン、グランドスラム制覇、テニス界の王者となる。
グルテンによってこんなにも体調に悩まされ、やめてから様々な症状が改善されるってすごいですよね。
グルテン不耐症もジョコビッチのように重い症状から軽いものまであるのだそう。
グルテンフリーは具体的にどんな効果があるのでしょうか
- 胃腸の調子がよくなる
- 肌荒れが治る
- 疲労感・倦怠感の解消
- 集中力アップ
- ダイエット効果
さっそく結論から言ってしまうと、私はグルテンフリーの食事は合っているということがわかりました。
やや若干のグルテン不耐症があるのかなと。(病院で検査をしたわけではありませんが)
それでは詳細を書いていこうかと思います。
まず、グルテンとは
グルテンとは小麦や大麦などに含まれるタンパク質です。
弾力性のグリテニンと粘着性のグリアジンという物質が水を加えることでグルテンになります。
これがパンでいうふわふわでモチモチの食感になり、うどんだとコシになります。
体質によっては体の中で消化不良や便秘、下痢、アレルギー反応を引き起こす可能性があるともいわれています。
そもそもグルテンは人の消化酵素で完全に分解されにくく、分解途中の物質が炎症を引き起こして消化吸収機能の障害をもたらす可能性があります。
グルテンが含まれている食品
パン、ケーキ、クッキー、ピザ
パスタ、うどん、ラーメン
天ぷら、フライ
ビール
調味料は醤油、ドレッシングやソース系は物によりますね。
また、カレールウやシチュールウなどにも入ってます。
ありとあらゆるものに入っているので必ず原材料を見ないといけません。
参考・引用:グルテンフリーが体にもたらす影響とは
他に摂取を控えたもの
今回、血糖値を上げる食品もなるべく食べないようにしました。
お魚、お肉は食べます!
白米、砂糖、お菓子など。
要は血糖値が高い食品ををとると、血糖値が急上昇して体内で下げようとインスリンが多く分泌されることにより肥満につながるとのことなので、食べませんでした。
参考:血糖値とは何か?正常値、上昇する仕組みを分かりやすく解説
あと、私は現在リーンゲインズをやっております。リーンゲインズとは男性は16時間、女性は12-14時間食べない時間を作ることです。プチファスティングですね。
なので私は朝食を食べずお昼と夜の2食です。
実際の効果は?
いくつか効果はありましたが、やはり2週間ということもあり一概に言い切れないこともありますね。
胃の調子が良くなった
胃もたれ、胸焼けがなくなりました。私の中ではこれが1番の効果でした。
もともと胃が丈夫ではなく食後、胃にずっと食べたものが残っていて消化されていない感じがしてました。
基本胃もたれが当たり前だったんですね。
グルテンフリーの期間中は、そういった症状になりませんでした。
便秘は治る?
腸の調子はというと、便秘が少し解消されました。
私は4-5日出ないことは当たり前。それが2-3日に一度は出るようになりました!
しかし、これはグルテンフリーだからというのは言い切れない部分もありまして、というのも食事が野菜中心になりサラダも頻繁に食べていたのでその影響もあるかなと思います。。
倦怠感がなくなった
食後よく眠くなったりだるい感じがあったりしたのですが解消されました。
どうやら血糖値が急上昇する小麦や白米など食べると血糖値を下げるインスリンが大量に分泌されることにより、どのインスリンが自律神経を刺激し「やる気・元気」のもとになるドーパミンの分泌量が低下するのだそう。
肌荒れは治る?
私は肌の調子は変わらなかったですね。。。
1週目は少し吹き出物もできましたし2週目は調子はよかったのですが、それがグルテンと直接関係あるとは言い切れないかなと。
これは最低でも1ヶ月ほどやらないとわからないかなと思います。
ダイエット効果はある?
体重は52.0キロから50.8キロになり体重は少し減りました。
ただグルテンフリーをやる前は普通にお菓子も食べてましたし白米やパンも結構食べていて、それがなくなり、かつ砂糖も乳製品を抜いていたので、まあその分減ったのかなと。
運動もすればさらに減るかもしれませんね。
実際グルテンフリーの食事はどうなのか
基本的に私は自炊で、主食はグルテンフリーのパスタ、米粉のパン、玄米でした。
ただ初日の夜に白米の2日目のお昼にお餅を食べてしまいました。でもグルテンは摂ってないしそれ以外は高血糖のものは摂ってないハズ!
お昼はサラダと米粉のパンをよく食べてました。市販のドレッシングは使わずオリーブオイルとお塩、たまに生胡椒を入れたりしてました。
夜は野菜炒めや鮭を焼いたりお鍋など、あと納豆は頻繁に食べてましたね。
たまには作るのが面倒と思う日もあって、そういうときはお刺身を買ってました。
スーパーやデパートのお惣菜やお弁当など出来合いのものは買ってません。
外食はい1度だけ。(青山の8ablishでランチを一度だけです。ここはヴィーガンのレストランでグルテンフリーの料理もあり、そしてとても美味しいのでおすすめです!)
というのも調味料や添加物にグルテンが入ってる可能性もありますし、醤油使っていたらそこでアウト。
しかも添加物はすべて調べられないので調味料もグルテンフリーの醤油、塩、オリーブオイル、料理に使うお酒でした。
市販のソースやドレッシングなどの調味料は使わず、1度カレーを作りましたが米粉のルーを使いました。
甘いものを食べたくなったらどうするのか
やっぱりお菓子が食べたくなるんですよね。あと食べてはいけないからこそ食べたくなる。
いつもはなんとも思わないコンビニスイーツがやたら美味しそうに見えたりするんです。
でも我慢!
なので私は手作りグラノーラやアーモンドミルクのココア、あと米粉のドーナツなど食べてました。

あと、おすすめなのが無印良品の小麦・卵・乳不使用のサブレです。
私はプレーンとココア味を食べましたがほんのり甘みがあり素朴で美味しかったです。
他にもほうじ茶、ほうれん草、にんじんのサブレがあるようです。

お金はかかる?
私の場合はお金かかりました。
やはりパンやパスタも食べたいので私は買いましたが米粉のパンやグルテンフリーのパスタは小麦のものと比べたら高いです。
スーパーで売られてる小麦食パンは一斤¥180くらい(メーカーによると思いますが)私が買った米粉のパンは¥350〜¥500です。
パスタは私がよく食べてた小麦のパスタは250g¥200くらい、グルテンフリーのパスタは私は乾麺でしたが250g¥600近くするもの、180gで¥350のものなど。
これは、まあしょうがないのかなと。
味はそこまで違和感はなく美味しかったです。
人と外食できる?
厳しいです。
私はグルテンフリーをやっているときは1人で食事をしてました。
先ほど書いたようにパン、揚げ物、スイーツなど、ありとあらゆるものに使われているので相手を巻き込むことになります。
お店選びが大変です。
あと調味料に使われていたりするし、そもそも使われているか使われていないか判断ができないと思うんですよね。
そうなると店員さんに聞かないといけないし、ただ私はセリアック病でもアレルギーでもないわけだから聞くのも申し訳ない。
理解ある相手だったらグルテンフリーのレストランに付き合ってもらうのもいいかもしれません。
やってみた感想
私はグルテンフリー生活を2週間やってみてよかったです。
一番は胃の調子が良くなったことで、今までほぼ毎日何かしらグルテンを口にしてました。パンも麺も好きですし、グルテンが入っているお菓子もよく食べてました。
なので私の場合、胃の調子がおかしいのも当たり前になっていたんですね。
今後はなるべくグルテンの摂取は控えつつ、ただどうしても食べたいときは食べようかなと。
また、グルテンフリー2週間の小麦自体摂らないことはそこまでつらくありませんでしたが作るのが面倒なときにお惣菜が手軽に買えないことは
お店によってはアレルギー食品の記載があったりしますが、ないところも多いんですよね。
近々グルテンフリーの期間中、何を食べたか記事をアップするのでお時間ある時に見ていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。